【入院からの出産】破水からの出産③【ふりかえり】

8月6日(木)

 

運命の日。

今日中に産まれて来なかったら、帝王切開手術を行う…と。

これだけは避けたい!

帝王切開したら、石垣島だと今後妊娠した際に自然分娩が出来ないって言われたから。

1回でも自然分娩したい!

そう思いつつ、この日も分娩台に乗り陣痛促進剤を受ける。

 

前日と違ってお腹の張りが早い。期待が高まる。

でも、子宮口が開いていない…

なんで?どうして出て来てくれないの?

破水してからもう48時間だという焦りと、こんなに痛い思いしているのに開かない子宮口への苛立ち、陣痛が来る度にお腹の中で赤ちゃんがツラい思いをしているのではないかという不安が溢れて、分娩台で大泣きしてしまった…

看護師さんが交代で励まして下さった。(あの時は本当に感謝しかなかった!!!)

あの時は本当メンタルボロボロで限界でどうしようも出来なくて、大泣きしてしまいましたよー

今思い出すと恥ずかしいな。(笑)

「あと少しで会えるから!」の言葉に励まされ、スクワットをしたり腰をまわしたり。その間も来る陣痛に耐えながら頑張りました。

 

そろそろ良いだろう…と、子宮口を確認してもらったところ、4センチまで開いた!

この時14時頃。

4センチ開いた事が嬉しいけど「まだこれだけ?!」と悲しかったなぁ。

ここで先生から「子宮口を緩める(柔らかくする?)薬投与してみよう」と提案が。

投与する事で子宮口が緩んで開きやすくなるらしい。

それなら是非に!と、投与を即決。

あんなに薬入れたく無かったのに、使う事で赤ちゃんが早く出てくれるなら、赤ちゃんが少しでも楽になるなら…とね。

 

投与して数分後、私の身体に異変が。

熱が出てきた。なんと38℃を超える熱。

このままじゃ赤ちゃんに影響が出てしまうかもしれない!そう思って、体を冷やす事に。

看護師さんに用意していただいた氷枕を使って頭や脇を冷やしまくる。

どうだ、どうだ。下がってくれ!!!

そう願ったけど、残念ながら熱は下がらず…

私も赤ちゃんにも危険が及ぶ、という事で急遽帝王切開手術をする事になりました。

 

一番望んでいなかった結果になってしまった…

 

本来なら手術への同意書を付き添いの人に書いてもらうのですが、私は1人。

今回は仕方が無いという事で私がサインをした。

手術室を準備する間、少し時間があったので、主人と母に電話。

主人も母も、なかなか出産報告が無いので心配してくれていた様で、やっと会える事を知ってほっとしていた様な声だった。

でもやはり自然分娩したかった私は悔しくて泣いた。また泣いたわ。(笑)

手術も初めてなのよ、初の手術が帝王切開て…

麻酔が痛いってネットで見たよ?術後も痛くて動けないって見たよ?

いーやーだー!!!

そう思っていたが「元気な子を産んでおいで!」母の言葉に勇気をもらい、いざ手術へ!

 

手術室へ向かう前、看護師さんたちが私に準備をしていく。

服を着替え、圧がかかる靴下を履かせられ(むくんだふくらはぎに刺激を与えて)、尿道に管を通され(術後トイレに行けないんだそうで…)。

準備をされながら、看護師さんたちが私に声をかけ続けてくれた。

手術をする事に落ち込んでいた私に「皆同じ出産は無いから何も落ち込む事は無い」と教えていただきました。

世間的?に帝王切開手術での出産は良いイメージではないらしく、苦労していない出産と思われてしまうのが嫌でした。

でも、手術をすると決定するまでの間、私はあれこれ頑張った。頑張った結果、危険な状態になってしまったから手術をする事になった。苦労していないなんて言わせない。

自分が手術を受ける事になったから知る事が出来た。本当、苦労していないなんて言わせない。

命かけてるんだよ、こっちだって。

 

準備を済ませて寝台に乗ったまま手術室へ。

手術室にある寝台(なんという名前なのでしょう…)に移動し、ひんやりとした手術室内で説明を受ける。

ドキドキ。そわそわ。

手術を始める前に準備を行う。

麻酔を背中…背骨あたりにするという。この麻酔が痛いとネットでたくさん見かけたのよ…

体を横に向け、いざ麻酔…あれ?痛くない!

麻酔の先生が上手な方だったらしく、全然痛くない!

細い針で4カ所。麻酔2カ所とその麻酔の痛み止めを2カ所。チクッとするくらいだったから思っていたよりは全然。

手術中は意識があってビックリ。てっきり眠っている間に終わるものだと思っていたからさ…

しかも話せる!なんてこった!

麻酔の先生とお喋り、緊張と不安で喋りが止まらない私。途中から独り言になってたよ。(笑)

手術中は触られている感じはあるものの体が揺れ動いたり。見えないから何が起こっているのかさっぱり分からない。

体内の物が全て出されてしまうのではないかとひやひや。

どこかは分からないけれど、ある場所を切った…のかな。その時に赤ちゃんがドタバタ動き出した。

何事?!と思ったら、あっという間にご対面!

18:33 娘誕生

小さな体で精一杯大きな声を出して泣く娘。

その姿、声を聞いたらほっとして力が抜けた。

産まれた…やっと会えた…

助産師さんたちが娘の体をきれいにしてくれて、再びご対面。

私の娘への第一声は「やっと会えたね」でした。

4日の早朝から破水して、2日…すぐ会えると思っていたのになかなか会えず、薬を色々投与されてお腹の中で苦しい思いをしていたかもしれない。

そんな中でも大声で泣いて元気な事をアピールしてくれたから嬉しくて嬉しくて。

一応性別確認させて、と助産師さんに言って近くに連れてきてもらったら、そのタイミングで脚パッカーンする娘。話聞いてたんか?(笑)

いやいや、乙女がそんなパッカーンしちゃいけません!

母ちゃん、初叱り。(笑)

助産師さんや先生たちも大笑い。なんだか恥ずかしい母ちゃんなのでした。

 

感動と笑いの対面を済ませ(笑)、娘は検査があるとの事でNICUへ。

手術開始から出産までは5、6分くらいだったかな。そこから後処理(傷口も塞いだりしないとだし)含めて1時間以上かかりました。

途中麻酔のせいなのか寒くなってきて。歯をガタガタ言わせながら震えていました。手を握ってもらったり温風を当ててくださったり。忙しいだろうに申し訳ない…

事前に説明を受けていたのですが、麻酔の副作用で吐き気があるはずー…が本当にあって、1回もどした。無事に娘産まれたから自分の身に何があっても良いや、くらいの感覚でしたね。

 

手術が全て終わって、寝台に乗せられ病室へ移動。

その間も寒くてガタガタ。病室内も寒い。体温を測ると38℃越えたまま。なんてこった。

布団を2枚かぶせてもらって、ふくらはぎにはポンプ式のマッサージ機が付けられていて。

このマッサージ機は血栓対策。朝まで付けていました。気持ちよかったわー…

病室で今後の説明を受け(痛み止めの投与とか)、1人の時間。

ベッドの上から動く事が出来なかったので、スマホで主人と母に連絡。やっと出産報告が出来たのが嬉しかった。

この日は動く事が出来なかったので、娘には会えず…

看護師さんが、私の代わりに娘の様子を見てきてくださって、その際にスマホで写真と動画を撮って下さりました。(私のスマホでね)

スヤスヤ眠る娘を見てひと安心。寝顔可愛いなぁ…

そう思いながら私も寝るー…が、定期的に看護師さんたちが見に来る。

眠れない。(笑)

看護師さんたちもお仕事だから仕方ないけれど、入院するとこんなにも眠れないのか、とビックリ。

二度と入院したくないな。(笑)

 

 

…という感じで、私の出産は終わりました。

手術中、出血がちょっと多かった様で貧血になってしまいましたが…

まさか私が貧血になるとは思ってなかった。

鉄分摂取していたけど、足りなかったか?

退院してからも鉄分摂取しておりますが、たまにふらついたりしています。

貧血こわい。

でも娘の笑顔を見ると気にならなくなりますな。

守るべきものがあると、人って強くなるんだなぁ…でも無理は絶対にしない。主人や母さん、義母さんに色々甘えております。

母乳与えている間しばらくはこんな感じなのかな?

もう少ししたら離乳食も始まるし、本当にしんどかったら完全にミルクにする事も出来るし、もうしばらく様子を見てみようと思います。

私が倒れてしまったらダメですからね、気を付けます。

 

長々と書きましたが、帝王切開手術での出産…こういう感じなんだと知れてちょっと嬉しい。

本当は自然分娩が勿論したかったですよ、いきみたかったわ。

でも今後の出産があるとしたら帝王切開だと分かっているので、少し安心かな。

「いつ産まれる?!」って心配しないで良くなりますからね。

あー…でも自然分娩したかったなぁー…悔しい。

周りから安産型と言われていたけど、いざ出産を迎えると何が起こるか分からないものですね。

それが出産。

世界中新型コロナウイルスに苦しめられている中、子供を産むというのは不安で仕方なかったけれど、不安なのは皆一緒。

1日でも早くウイルスが消滅してくれる事を願って、感染対策をして、小さな命を護っていこう!



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