【入院からの出産】破水からの出産②【ふりかえり】

8月5日(水)

 

出産予定日

 

朝から移動。

着いた所は、分娩台。

「今日はここで過ごしてもらうよー」と、看護師さん。

抗生剤を投与しつつ、陣痛促進剤も併せて入ってくる。

始めは少し、徐々に数値を増やして、最後にMAX投与という流れ。

どんな感じなのか分からないまま分娩台に寝転ぶ私。

NSTも引き続き行う。

と、なんだかお腹がググっと痛い…どうやらこれが陣痛らしい。

NSTの動きが昨日とは違う。

陣痛が来るタイミングで波が出来た。

初めて見た。(笑)

そうなんです、今までNSTの波が穏やかすぎて…

やっと出産が見えてきた、そう感じました。

鼻から息を吸って、口で吐く。これを繰り返して痛みを逃す。この呼吸が上手だとほめられた。

嬉しいけどそれどころじゃない。

何度も何度も陣痛がやってくるから。

でも、なかなか子宮口が開いてくれない…

陣痛促進剤もどんどん追加されて、陣痛の時間も短くなってきているけど子宮口は全然。

 

さぁ困った。

 

これ、もしかして今日出産できないんじゃない?

そう思って恐る恐る看護師さんに聞いてみたら「うーん、厳しいね…」との返事。

oh…

陣痛促進剤を全部投与し終わって様子を見てみたが、出て来る気配ゼロ。

せっかく分娩台にまで乗って準備万端なのに、出て来ないとは…

この日は部屋に戻って寝ました。

明日は出て来てくれるのだろうか。不安を抱えながら就寝…出来ず。

出来ないんだよねーこれが。

赤ちゃんに何かあったらどうしよう!そう思うとなかなか寝付けませんでした。

 

分娩台へ乗る前に説明を受けていたんです。

「破水して2日(48時間)以内に出産出来なかった場合、母子に危険が及ぶ事がある為、帝王切開手術を行います。」と…

これだけは、避けたかった。

出来るだけ自然分娩、これが私の願いでした。(後日書きますが、バースプランに書いてあったんです)

それを知っている先生や看護師さんたちは「もしかしたら、っていう事もあるからね」と、話してくれました。

でも、自然分娩でいける様に頑張ろうね!と励ましの言葉をいただいていました。

 

ただでさえ初産なのに立ち合い出産が出来ず不安でいっぱいの私を皆さんに支えていただきました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

未だに忘れられません。

 

でも、あの日の夜は不安で眠れませんでした…

翌日、運命の日を迎えます。