5月19日(木)
眠れないまま朝を迎えました…
病院内はバタついているし、謎の館内放送?で起こされるし、緊張と不安と、そしてやっと会えるという嬉しい気持ちとで全然眠れず。
日付が変わると同時に食べ物NGになり、朝になって飲み物もNGになり…
こんなにも水分って大事だったんだなって思ったのは初めてでした。
この日は手術後1日中寝たきり状態だったのでご飯も食べる事が出来ません。
なので点滴をうつ事になっていたのですが、まさかの針がうまく刺さらなくて…
3度目の正直でやっと成功!
もうね、嬉しさのあまり手術成功したも同然レベルで喜びましたよ。(笑)
\やったぜ!のピース。(笑)/
結構針が太めだったので、まぁー痛いのよ_(:3 」∠)_
「もう二度と入院したくない」って思う瞬間です。(笑)
\点滴入りまーす/
朝イチ予定だと聞かされていたけれど、緊急手術が入ったのか、10時過ぎに開始との事。
いよいよか…
心の準備をしつつ、お腹に居る我が子に「やっと会えるねー」と声をかける。
時間になって呼ばれ、歩いて手術室へ。
娘の時は分娩台からベッドに乗って手術室へ向かいましたが、まさか歩いて行くとは…
なんだか不思議な気持ちになりました。貴重な体験。
いざ手術の準備を…と思った矢先、麻酔の同意書に不備があった様で、急遽説明しなおしてから手術を始める事に。
こういう事もあるんですね…
書類を再度用意してもらい、手術台の上で寝転がったまま説明を受ける私。
…なんだかこれも貴重な体験。(笑)
確認がとれた所でやっと手術の準備再開!
準備が整った後、麻酔の先生が1つ1つ丁寧に「今からアレしますー」「これしますー」なんて説明をしながら麻酔の準備をしていった。
背中に2カ所痛み止めと、2カ所麻酔をしていくとの事。
「痛くないよー」って言っていたのにめちゃくちゃ痛くて思わず「嘘つきー!!!」って先生に言う私。
この叫びのおかげで周囲が和んで私の緊張も解けた気がします。(笑)
先生、ごめんなさい。(笑)
麻酔も入り、効いているのを確認し、いざ手術開始!
娘の時もお世話になった先生が再び担当する事に。
それを知って「もう安心してお任せ出来るや」と、肩の力が抜けた気がする。
娘の時どうだったか覚えていないのですが、手術中もマスクしたままなんですよ、私!
まぁー呼吸のしにくい事!(笑)
メガネは外しても良いしかけたままでも良いよーって言われたけれど、なんとなく外しました。
手は抑えられているので動かない状態。
始まったー…と思って約数分後…
11:10、2772グラムの元気な男の子が誕生しました!!!
息子の姿を見た私の第一声は「〇〇っ!!!(息子の名前)」でした。
そして「やっと会えたねー」と産まれたての息子に伝えました。
泣き声はちょっと控えめだったかな、娘と比べると。
多分急に出されたからビックリしていたのかもしれない(;^ω^)
抱っこは出来なかったけれど、抑えられていた左手を解放していただけて、息子に触れる事が出来た。
私の人差し指をね、ぎゅっと握ってくれたんです。
それがもう嬉しくて嬉しくて…涙出ちゃいましたね…
やっと我が子に会えた喜びで涙ポロリでしたよ、本当涙腺緩みまくり。
帝王切開で産まれた子はすぐにNICUへ移動になります。
その間、私は切った箇所を塗ってもらうという手術の続きを。
痛みは全く無いのでね、先生達に任せっぱなしなのですが…意識はありますからねぇ(;^ω^)
寝ている間に終わっていたらどれだけ良いか…
そんな事を思っていたら、寝てしまっていました。(笑)
なんだか揺れる身体が気持ちよくて、それに前日眠れていなかったのもあってスヤっと( ˘ω˘ )
ふと起きた時には「あ、起きた(笑)」って先生達に笑われて。まさか見られているとは…
その後からは頑張って起きましたよ。(笑)
娘の時は寒さで震えていたはずなのですが、事前に手術台を温めて下さっていてぬくぬくな状態で手術してもらっていたのも原因の1つでしょうな。ありがたいです。
約1時間半かけて手術は無事に終了しました。
私は意外にも出血が酷くなかったらしく、輸血も不要だった様です。良かったー
ラストスパートで鉄剤飲んでたおかげかな?
手術台からベッドへ移動して隔離部屋まで運ばれて、そこからは24時間動けない生活の始まり。
脚には着圧ソックスと空気式圧迫ポンプを使って血栓対策を行っていただきました。
\こんな感じ/
このポンプがね…気持ちいいんですよ…
血栓対策でやっている物なのに、産後のご褒美マッサージなんじゃないかと思ってしまうくらい気持ちいいんですよ。
後は点滴から薬剤を投与してもらったりとか、30分おきに血圧測ったり、手術前に背中に通した痛み止めを自分でボタン押して送り込んだり、なんやかんやして過ごしておりました。
ビックリしたのが、後陣痛(こうじんつう)ね!
娘の時には無かった痛みが今回すごくて!!!
「こんなに痛いのか!!!」ってくらい、寝返りも打てないんですよ、お腹の内側…子宮が痛くて。
後陣痛って子宮の大きさが戻る時の痛みらしいですね、赤ちゃんが入っていたサイズからめちゃくちゃ小さい状態に戻るわけですから痛くないわけが無い!
お腹の上から状態を確認する為に押されるのですが、まぁー痛い!
痛み止めを用意していただいて様子を見ておりますが…どうなる事やら(;^ω^)
そんな状態でベッドの上で過ごしている私にありがたい出来事が!
看護師さんが、NICUに居る息子の写真を撮ってきてくださったんです\(^o^)/
1日は確実に会えないからーって…もう優しすぎる!!!
\愛しい我が息子ですー/
背中の毛ぇボーボーやないかい!
誰に似たの?!ビックリしたんだけど!!!
そして鼻に何かついているんですけど?!?!
聞いてみたら、どうやら帝王切開で産まれた子は本人の意思では無く、こちら側で手術で出産することで、身体の準備が整っていないのだそう。
その状態で産まれてくる事によって、呼吸がしづらくなってしまうらしく、酸素マスクを着用するのだそうです。
2・3日は着用しないといけないらしく…必ず普通の状態に戻るからね、と、教えてもらったものの、息子に申し訳無くて看護師さんの前で大泣きしてしまいました。
ちゃんとした状態で産んでやれなかった事、自然分娩は無理だと分かっていたとしても産まれてすぐにツラい思いをさせてしまっている事が悔しくて。
さすがにこの写真をずっと見ていると涙が止まりませんでした…
「必ず良くなるんだから、自分を責めちゃダメだよ」と看護師さんに励まされ、何とか落ち着きましたが、やっぱりショックでしたねー…
今見ても申し訳ない気持ちでいっぱいですもん。
その事を私の兄に伝えると「五体満足だから、あとはこの子の成長だよ」「生まれて来てありがとうだよ」との言葉に、そうだよね…と。
主人にも「生んでくれてありがとう、頑張ったよ」と言われて、ほっとしました。
帝王切開ってね、本当にリスクがつきもので。
勿論自然分娩だって同じですよ。
だけど赤ちゃんのタイミングじゃない時で産むっていうのはリスキーらしい…赤ちゃんにとっても、母体にとっても。
なんか色々感じる事が出来たな、今回息子を産んだ事によって。
私にとっても良い経験になりました。
産まれて来てくれて本当にありがとう。
父ちゃん母ちゃんを選んでくれて本当にありがとう。
これから一緒に楽しい毎日を過ごそうね。
その前に!退院まで一緒に頑張ろう!!
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